- 東京書籍 情報A -

第2章 情報の収集・発信と情報機器の活用
第1節 情報の検索と収集

1 自分たちの地域のPRしよう

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【教師向けコメント】 インターネットの成り立ちを学習することができます。
【生徒向け】 インターネットの歴史はまだ浅く、はじまりはアメリカのARPNETといわれています。最初は軍事から学術、そして一般のネットワークへと広がっていきました。

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【教師向けコメント】 インターネットの概念について、しくみ、信頼性、利点について学習できます。
【生徒向け】 TCP/IPを利用できる機器であれば接続が可能な開かれたネットワークが、インターネットです。インターネットに接続できる機器には、コンピュータ以外にどんなものがあるか、あげてみましょう。

2 インターネットで地域の情報を集めよう

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【教師向けコメント】 Webページを取得するしくみについて、URLからIPアドレスを獲得し、Webサーバからファイルを取得する手順について学習しましょう。
【生徒向け】 Webページのデータがどのようにして自分のコンピュータにやってくるのかという仕組みとURLとは何かをつかんでください。

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【教師向けコメント】 Webページが表示されるしくみ、ハイパーテキストの構造について学習しましょう。
【生徒向け】 ここではWWWの仕組みをつかんでおきましょう。HTMLはテキストファイルなので、エディタでも書くことができます。また、ホームページ作成ソフトでも作ることができます。

1712-1
【教師向けコメント】 検索エンジンの種類、それらの特性などについて学習することができます。
【生徒向け】 検索エンジンにはロボット型とディレクトリ型があります。自分が知っている検索サイトは、どういう特徴をもっているか調べてみましょう。

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【教師向けコメント】 外付け型の記憶装置を、パソコン本体とどのようにつなぐのか示すことが出来ます。各補助記憶装置の特徴などの説明をここに加えるとよいでしょう。この際、SCSI・USB・IEEE1394の特徴を説明に加えるてもよいでしょう。(最大接続数など)
【生徒向け】 パソコンの情報は、パソコン本体以外のところから呼び出したり、記録することが出来ます。そのような「補助記憶装置」には、再生専用のものや追記型や書き換え型があります。これらの装置は、拡張ドライブベイに取り付けたり、SCSIやUSBなどを使って外付けしたりすることが出来ます。

3 いろいろな方法で情報を集めよう

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【教師向けコメント】 電子メールの仕組みについての概要を学習できます。素材1714-2,3と合わせて学習すると良いでしょう。
【生徒向け】 電子メールがどのような仕組みでやりとりできるのかをおさえておきましょう。携帯での電子メールも同様の仕組みで動いています。

1714-2
【教師向けコメント】 電子メールの仕組みについて、もう一歩踏み込んだ学習ができます。
【生徒向け】 電子メールサービスは、郵便局の私書箱のシステムと似ています。通常の郵便とちがうのは自分でとりにいかなくてはならない点です。プロバイダやセンターに問い合わせてからではないとメールがうけとれない場合があるのは、このためです。

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【教師向けコメント】 電子メールを利用する上で知っておくべきことを学習できます。
【生徒向け】 メールアドレスは、ドメイン名とメールボックスの名前を組み合わせてできています。

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【教師向けコメント】 MIMEは、英語のテキストでしかやりとりできなかった電子メールを、日本語でやりとりや、添付ファイルとして写真などのデータもいっしょに送ることができるようにしたプロトコルです。
【生徒向け】 MIMEプロトコルの役割についてまとめてみましょう。

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【教師向けコメント】 ネットワーク上でなぜセキュリティが重要なのか、なぜパスワードが必要なのかを説明しています。パスワードは、ネットワーク全体の安全性を高めるためになくてはならないものなのです。銀行のATMでパスワードの入力を求められるのは、キャッシュカードが本人のものかを確認し、他人が悪用できないようにするためです。これと同じように、ネットワーク上のセキュリティを必要とされるところでは、パスワードの入力を求められるのです。ネットワーク上で他人のパスワードを盗んで行われる犯罪の代表的なものにクラッキングがあります。クラッキングは悪意を持ってネットワークに不正に侵入し、ネットワークにつながっているコンピュータのデータを盗んだり破壊します。従って、ネットワークで使用するパスワードは厳重に管理しなければなりません。
【生徒向け】 これからのネットワーク社会ではパスワードの管理はかかせません。銀行のATMでの例を参考にしながら、自分のパスワード管理をどうしていくか、よく考えておきましょう。

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【教師向けコメント】 パスワードの管理方法と実際のパスワードの設定方法について学習できます。
【生徒向け】 他人のパスワードを利用してネットワークに入ることは犯罪です。パスワードの管理の甘さが周囲にまで大きな迷惑をかけてしまう場合もあります。

6 情報収集のときに知っておきたいこと

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【教師向けコメント】 コンピュータウィルスについて、仕組み、幹線経路など学習できます。
【生徒向け】 コンピュータウィルスは悪意をもったプログラムであることをおさえ、常日頃から対策をとりつづけることの重要性を理解し、実際に対処できるようにしましょう。

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【教師向けコメント】 ハッキングやクラッキングについて、仕組み侵入経路など学習できます。また、ハッカーやクラッカーの違いなども学習できます。
【生徒向け】 ネットワークに不正に侵入する行為は、犯罪であることを理解しましょう。侵入に成功しなくても、侵入しようとする行為自体が問題になる場合もあります。

1713-3
【教師向けコメント】 コンピュータウィルスやクラッキングに対する防衛策について学習することができます。
【生徒向け】 自分が使っているパソコンに、ウィルスからコンピュータを守るためにどんな対策がされているか調べてみましょう。

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【教師向けコメント】 ウィルスは感染したコンピュータだけではなく、ネットワークを介して複数のコンピュータにも多大な被害を与えてしまう。ここでは、そうした被害に遭わないために個々人が心がけることを考えることが大切です。
【生徒向け】 ウィルスに感染しないために必要なことを考えてみましょう。

5101-2
【教師向けコメント】 コンピュータウィルスは感染するとすぐに発病するものや、コンピュータ内に隠れているウィルスなど様々なものがあります。種類によってその動作は異なることを具体的にまとめておくと良いでしょう。
【生徒向け】 コンピュータウィルスにはどのような種類があるかまとめてみましょう。

5101-3
【教師向けコメント】 コンピュータウィルスへの対策について技術的におさえておく必要があります。また、ネットワーク以外の感染経路についても考えておくことが大切です。
【生徒向け】 コンピュータウィルスに感染する要因について、日常におけるコンピュータの利用の場面を通して考えてみましょう。

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【教師向けコメント】 ウィルスチェックの方法をまとめてみましょう。その時、ネットワーク利用者のマナーの観点にも触れることが大切です。
【生徒向け】 ウィルスチェックのこころがけについて、日常におけるコンピュータの利用の場面を通して考えてみましょう。

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【教師向けコメント】 チェーンレターがなぜいけないのか、ネットワーク利用者のマナーの観点から考えておく必要があります。
【生徒向け】 チェーンレターの被害に遭わないための工夫について考えてみましょう。

5102-2
【教師向けコメント】 チェーンレターを種類別に分け、実例をあげておくことが大切です。
【生徒向け】 チェーンレターにはどのようなタイプのものがあるのか分類してみましょう。

5102-3
【教師向けコメント】 チェーンメールはなぜ禁止された行為であるのかまとめておく必要があります。
【生徒向け】 チェーンレターが送られてきた場合に困ることをあげてみましょう。次に、チェーンレターが禁止されている根拠について考えてみましょう。