- 開隆堂 情報B -

第3章 コンピュータのしくみと働き
第2節 コンピュータのしくみと情報の処理

第1項 コンピュータのしくみ

1.コンピュータの5大機能とは
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【教師向けコメント】 生徒に、パソコンとその主な周辺機器にはどのようなものがあるか理解させるのに役立ちます。
【生徒向け】 この図の中でパソコン本体は右から二つ目の長方形の箱であり、画面ではありません。パソコン本体にディスプレイやキーボードなどを接続することで、パソコンからのメッセージを画面に映したり、入力をしたり、画像を取り込むなどの便利な機能をパソコンに付属したりすることが出来ます。

1102-1
【教師向けコメント】 デスクトップ型パソコンの内部構造を見せたい時に使用することが出来ます。その際、各パーツにどのような役割があるのか説明を入れると効果的です。
【生徒向け】 デスクトップ型パソコンの中には様々な部品があります。それぞれの部品はケーブルを介したりしてマザーボードに接続されています。

1102-2
【教師向けコメント】 "デスクトップ型パソコンを構成する主要な部品を見せたい時に使用することが出来ます。 その際、各パーツにどのような役割があるのか説明を入れたり、1102-1の静止画で、実際に取り付けた状態を見せるとよいでしょう。"
【生徒向け】 デスクトップ型パソコンを構成する主な部品です。これらを指定された所に差し、マザーボードとつなぐことでパソコンが出来上がります。

1103-1
【教師向けコメント】 1002-2の静止画(各部品の絵)には、1002-1の静止画(組み立てた状態)で見えなかった部分も描かれています。それらの部品が実際に組み立てた時にはどこにあるのか理解させるのに役立ちます。一つ一つの部品のピックアップ時間が短いので細かく止めながら各部品の役割などの説明をするとよいでしょう。
【生徒向け】 パソコンの構成を理解しましょう。パソコン内部の温度を下げるためのファンとヒートシンクの下にCPU(中央処理装置)が取り付けられています。ハードディスクドライブやフロッピーディスクドライブ、CD-ROMドライブなどはインタフェースケーブルでマザーボードに接続され、電源ユニットから電気の供給を受けています。

2.コンピュータの内部の動きを知ろう
3104-1
【教師向けコメント】 コンピュータの五大機能、記憶・演算・制御・入力・出力と、それぞれの装置、その関係を学習することができます。
【生徒向け】 コンピュータの5大機能,記憶、演算、制御、入力、出力について理解しましょう。

3101-1
【教師向けコメント】 オペレーティングシステム(OS)の働き、種類、必要性などを学習することができます。より詳しい役割については3101-2を学習すると良いでしょう。
【生徒向け】 コンピュータの中にはOSと呼ばれる基本ソフトウェアが必ず存在します。これは一体何なのか理解しましょう。

3101-2
【教師向けコメント】 オペレーティングシステム(OS)の4つの役割、ハードウェアの管理、基本機能の提供、ファイルシステムの提供、ネットワーク機能の提供、を学習することができます。
【生徒向け】 オペレーティングシステム(OS)の4つの役割、ハードウェアの管理、基本機能の提供、ファイルシステムの提供、ネットワーク機能の提供について理解しましょう。

第2項 基本的な情報処理の手順

1.情報処理の手順の基本構造について知ろう
3105-1
【教師向けコメント】 コンピュータは、論理値を入力することで演算結果を得るための論理演算回路を持っています。この動画では、基本となる3つの論理回路、論理和回路、論理積回路、論理否定回路について学習することができます。
【生徒向け】 コンピュータは、各処理を実行するために論理演算回路を持っています。論理演算回路の基本として、論理和回路、論理積回路、論理否定回路という3つの回路があります。それぞれの回路の動作を理解しましょう。

2.プログラムをつくってみよう
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【教師向けコメント】 コンピュータプログラムの構成のしかたをアルゴリズムといいます。ここではアルゴリズムとそれを表記するためのフローチャートについて学習することができます。
【生徒向け】 アルゴリズムとは、コンピュータに仕事をさせるときの命令の順番を表したもので、処理の流れを理解するには大変役に立ちます。アルゴリズムは一般に流れ図(フローチャート)にして表します。ここでは流れ図の書き方を理解しましょう。

3106-2
【教師向けコメント】 コンピュータが最大値を求めるときのアルゴリズムを学習することができます。流れ図の逐次型、分岐型、反復型がどの部分に表れているかを説明すると良いでしょう。また、アルゴリズムと処理時間について生徒の関心を向けさせることも大切です。
【生徒向け】 人が処理するときと比べて違いは何か、また、流れ図の基本形がどこに表れているか、具体例としてコンピュータがどのように最大値を求めるかをみながら、アルゴリズムを理解しましょう。

3.整列のアルゴリズムについて知ろう
3107-1
【教師向けコメント】 コンピュータが一列に並んでいるデータをソートするときのアルゴリズム、データを整列させるアルゴリズムの一つである、挿入ソートの手順を学習することができます。
【生徒向け】 コンピュータはどのようにデータを並び替えるのか、その一つのアルゴリズムである挿入ソートについて理解しましょう。

3107-2
【教師向けコメント】 データを整列させるアルゴリズムの一つである、挿入ソートをフローチャートに表しています。挿入ソートのフローチャートでの動き、フローチャートの書き方を学習することができます。
【生徒向け】 並べ替えのアルゴリズムである挿入ソートのアルゴリズムを実際にフローチャートに直して見ましょう。

4.探索のアルゴリズムについて知ろう
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【教師向けコメント】 コンピュータがデータを探索する方法の中でもっとも単純な線形探索について学習することができます。
【生徒向け】 一列に並んでいるデータの中で、特定のデータを探し出す探索アルゴリズムの1つである線形探索アルゴリズムが紹介されています。流れのイメージを掴みましょう。

3108-2
【教師向けコメント】 線形探索よりも効率的にデータを探索できる方法である二分探索アルゴリズムについて学習することができます。
【生徒向け】 線形探索よりも効率の良い二分探索アルゴリズムが紹介されています。手順の流れのイメージを掴みましょう。

3108-3
【教師向けコメント】 線形探索よりも効率的にデータを探索できる方法である二分探索アルゴリズムについて、具体的な例とフローチャートを使った学習ができます。
【生徒向け】 線形探索よりも効率の良い二分探索アルゴリズムについて、具体例とフローチャートを見ながら理解しましょう。