- 日本文教出版 情報B -

第1章 情報社会とコンピュータ
第3節 情報通信ネットワークとコンピュータ

1 情報通信ネットワーク

1706-1
【教師向けコメント】 ネットワークの概念について学習できます。
【生徒向け】 学校内のLANについて、実際にどうなっているか、見てみよう。

1706-2
【教師向けコメント】 ピア・ツー・ピア方式、クライアント・サーバ方式について学習できます。
【生徒向け】 ピアツーピア型とクライアント・サーバ型のそれぞれの特徴を表に整理してみよう。また、校内にあるサーバの役割を調べてみよう。

1706-3
【教師向けコメント】 クライアント・サーバ方式について、宅急便のしくみを例に学習することができます。
【生徒向け】 なぜクライアント/サーバ型のシステムを使うのかを考えてみよう。

1707-1
【教師向けコメント】 プロトコルの概念や役割を、電話を例にして、学習することができます。
【生徒向け】 コンピュータを線でつないだだけでは情報のやりとりができません。ネットワークでデータをやりとりするときの決まりごとをプロトコル(通信規約)といいます。

1707-2
【教師向けコメント】 パケットの必要性や構成について学習することができます。
【生徒向け】 ネットワークでのデータは「パケット(小包)」という単位でやりとりされます。また、パケットが無事に届くためには「ヘッダ」に書き込まれた情報が重要になります。

1707-3
【教師向けコメント】 ネットワークのトラブルに対処するためには、こうしたプロトコルの階層構造に対する理解が必要となります。内容的に難しいと思われる場合は、1707-3-01および02の静止画を使って、説明するとよいでしょう。
【生徒向け】 プロトコルは1つではなく、層を作って、それぞれの役割をはたしています。ネットワークがうまくつながらないという場合は、どの層での問題なのかをはっきりさせることが第一歩です。

1708-1
【教師向けコメント】 インターネットの成り立ちを学習することができます。
【生徒向け】 インターネットの歴史はまだ浅く、はじまりはアメリカのARPNETといわれています。最初は軍事から学術、そして一般のネットワークへと広がっていきました。

1708-2
【教師向けコメント】 インターネットの概念について、しくみ、信頼性、利点について学習できます。
【生徒向け】 TCP/IPを利用できる機器であれば接続が可能な開かれたネットワークが、インターネットです。インターネットに接続できる機器には、コンピュータ以外にどんなものがあるか、あげてみましょう。

1711-1
【教師向けコメント】 Webページを取得するしくみについて、URLからIPアドレスを獲得し、Webサーバからファイルを取得する手順について学習しましょう。
【生徒向け】 Webページのデータがどのようにして自分のコンピュータにやってくるのかという仕組みとURLとは何かをつかんでください。

1711-2
【教師向けコメント】 Webページが表示されるしくみ、ハイパーテキストの構造について学習しましょう。
【生徒向け】 ここではWWWの仕組みをつかんでおきましょう。HTMLはテキストファイルなので、エディタでも書くことができます。また、ホームページ作成ソフトでも作ることができます。

1714-1
【教師向けコメント】 電子メールの仕組みについての概要を学習できます。素材1714-2,3と合わせて学習すると良いでしょう。
【生徒向け】 電子メールがどのような仕組みでやりとりできるのかをおさえておきましょう。携帯での電子メールも同様の仕組みで動いています。

1714-2
【教師向けコメント】 電子メールの仕組みについて、もう一歩踏み込んだ学習ができます。
【生徒向け】 電子メールサービスは、郵便局の私書箱のシステムと似ています。通常の郵便とちがうのは自分でとりにいかなくてはならない点です。プロバイダやセンターに問い合わせてからではないとメールがうけとれない場合があるのは、このためです。

1714-3
【教師向けコメント】 電子メールを利用する上で知っておくべきことを学習できます。
【生徒向け】 メールアドレスは、ドメイン名とメールボックスの名前を組み合わせてできています。

2 インターネットのしくみ

1708-1
【教師向けコメント】 インターネットの成り立ちを学習することができます。
【生徒向け】 インターネットの歴史はまだ浅く、はじまりはアメリカのARPNETといわれています。最初は軍事から学術、そして一般のネットワークへと広がっていきました。

1708-2
【教師向けコメント】 インターネットの概念について、しくみ、信頼性、利点について学習できます。
【生徒向け】 TCP/IPを利用できる機器であれば接続が可能な開かれたネットワークが、インターネットです。インターネットに接続できる機器には、コンピュータ以外にどんなものがあるか、あげてみましょう。

1707-1
【教師向けコメント】 プロトコルの概念や役割を、電話を例にして、学習することができます。
【生徒向け】 コンピュータを線でつないだだけでは情報のやりとりができません。ネットワークでデータをやりとりするときの決まりごとをプロトコル(通信規約)といいます。

1707-2
【教師向けコメント】 パケットの必要性や構成について学習することができます。
【生徒向け】 ネットワークでのデータは「パケット(小包)」という単位でやりとりされます。また、パケットが無事に届くためには「ヘッダ」に書き込まれた情報が重要になります。

1707-3
【教師向けコメント】 ネットワークのトラブルに対処するためには、こうしたプロトコルの階層構造に対する理解が必要となります。内容的に難しいと思われる場合は、1707-3-01および02の静止画を使って、説明するとよいでしょう。
【生徒向け】 プロトコルは1つではなく、層を作って、それぞれの役割をはたしています。ネットワークがうまくつながらないという場合は、どの層での問題なのかをはっきりさせることが第一歩です。

1709-1
【教師向けコメント】 IPアドレスの必要性や役割について学習することができます。
【生徒向け】 IPアドレスは、一台一台重複しないでつけることがとても大切です。アドレスを管理している組織同士で連携しあって同じアドレスにならないようにしています。自分が使っているコンピュータのIPアドレスがどうなっているかを見てみましょう。

1709-2
【教師向けコメント】 IPアドレスそのものを学習することができます。
【生徒向け】 ピリオドで区切られた4つの数字は、それぞれ0から255まであります。

1709-3
【教師向けコメント】 ネットワークでデータが正しく送られるしくみ、ルータの役割、ルーティングテーブル、ホップカウントについて学習することができます。
【生徒向け】  

3 さまざまな情報の流れ

4207-1
【教師向けコメント】 POSターミナルから入力された情報が、どのようにして商品管理に生かされているのかという視点から押さえておきましょう。
【生徒向け】 POSシステムによる商品管理方法について、バーコードに注目しながら調べてみましょう。

4207-2
【教師向けコメント】 POSシステムにおける無駄のない商品管理について、POSリーダとストアコントローラとの情報のやりとりに着目しながら押さえておくと良いでしょう。
【生徒向け】 POSシステムによる商品管理では、バーコードを使うことによりいかなるサービスが実現できるようになったかまとめてみましょう。

4207-3
【教師向けコメント】 チェーン展開をしているコンビニ店では、それぞれのお店と本部をネットワークで結び、集中的にデータを処理することによって、いかなるサービスが実現されるのか調べてみましょう。
【生徒向け】 チェーン展開をしているコンビニ店では、いかなるサービスが実現されているのかまとめてみましょう。また、その原動力は何かを調べてみましょう。

4201-1
【教師向けコメント】 アメダスでは、コンピュータの利用に加えネットワークや衛星通信を駆使したシステムとして成り立っています。ここでは、そのシステムの構成や情報が伝達される過程を概観しておくことが大切です。
【生徒向け】 アメダスが、「降水量」、「気温」、「風向・風速」、「日照時間」、「降雪地域での積雪量」などの情報を正確に伝えるために行っているくふうについて調べてみましょう。

4201-2
【教師向けコメント】 アメダス雨量計でもコンピュータ処理が利用されています。どのようなときにコンピュータが利用されているかを押さえておくことが大切です。
【生徒向け】 アメダス雨量計で使われている雨量を測定するしくみを理解しましょう。その時、どんな場面でコンピュータが使われているかに注目してみましょう。

4201-3
【教師向けコメント】 気象情報の解析と予報に使用されている数値予報は、現在の天気予報の主流となっています。ここでは、数値予報に関する関係知識を調べておくとよいでしょう。
【生徒向け】 気象情報の解析と予報には、数々の情報システムが活躍しています。いったいどんなシステムがどの場面で利用されているかをまとめてみましょう。

4107
【教師向けコメント】 エアコンによる空調制御について内容がかなり専門的になり過ぎているため、まずは、センサーとモータの連携からいかにして空気中の温度が制御されているのかをつかむ必要があります。おおまか過ぎる構造図ですが、素材番号4106(エアコンの構造)を必要に応じて参照することでイメージがつかみやすくなることでしょう。
【生徒向け】 センサーとモータの連携がイメージできればよいでしょう。

4 情報を正確に受け取るために

1708-1
【教師向けコメント】 インターネットの成り立ちを学習することができます。
【生徒向け】 インターネットの歴史はまだ浅く、はじまりはアメリカのARPNETといわれています。最初は軍事から学術、そして一般のネットワークへと広がっていきました。

1708-2
【教師向けコメント】 インターネットの概念について、しくみ、信頼性、利点について学習できます。
【生徒向け】 TCP/IPを利用できる機器であれば接続が可能な開かれたネットワークが、インターネットです。インターネットに接続できる機器には、コンピュータ以外にどんなものがあるか、あげてみましょう。

4203-1
【教師向けコメント】 ATMは、銀行の入金・出金を管理する際、ネットワーク上で動作しています。ここでは、コンピュータや情報通信ネットワークの利用について、クレジット会社と銀行のコンピュータ、銀行のデータベースとの連携の観点から、クレジットカードやキャッシュカード、ICカードなどの利用を視野に入れながら考えると良いでしょう。
【生徒向け】 入金・出金を管理する際に活躍するコンピュータの働きについて、クレジットカードやキャッシュカード、ICカードなどの利用の観点から考えてみましょう。

4203-2
【教師向けコメント】 ATM動作における情報の流れについて概観しておく必要があります。具体的には、(1)銀行のデータベースの働き、(2)顧客の認証方法とそのふくう、について押さえておくと良いでしょう。
【生徒向け】 ATM動作では、どのようにして顧客を認証し、入金・出金管理を行っているか考えてみましょう。その際、データベースの存在とその働きについて意識すると良いでしょう。

4203-3
【教師向けコメント】 銀行のコンピュータとATMとのやりとりについて概観しておくと良いでしょう。具体的には、入金・出金管理をにおけるやりとりについて押さえておくと良いでしょう。
【生徒向け】 銀行のコンピュータは、出金要求金額に対して利用者の預金残高がその金額より多い場合と少ない場合に、それぞれどのようようなやりとりをして指令を出しているのか考えてみましょう。

4203-4
【教師向けコメント】 ATMと銀行のコンピュータをつなぐネットワークに関し、その安全性が損なわれる要因を考慮しておく必要があります。ここでは、ハッキングと回線障害などに対するくふうについて考えておくと良いでしょう。
【生徒向け】 ATMと銀行のコンピュータをつなぐネットワークの安全性は、どのようにして損なわれるのか考えてみましょう。