- 実教出版 情報C -

第3章 ネットワークを利用した情報活用
第1節 情報社会における心がまえ

2 個人情報の管理

5104-1
【教師向けコメント】 個人情報が流れることで、ダイレクトメールやいたずら電話といった迷惑好意を受けることになる危険性があります。こうした行為に至る原因を考えておく必要があります。
【生徒向け】 個人情報が流出しないようにするための心がけについて考えてみましょう。

5104-2
【教師向けコメント】 基本的人権の観点からプライバシーを守ることの大切さを考えておく必要があります。
【生徒向け】 個人情報は、なぜ保護しなければならないか考えて見ましょう。

3 知的所有権の保護

1715-1
【教師向けコメント】 ネットワーク上でなぜセキュリティが重要なのか、なぜパスワードが必要なのかを説明しています。パスワードは、ネットワーク全体の安全性を高めるためになくてはならないものなのです。銀行のATMでパスワードの入力を求められるのは、キャッシュカードが本人のものかを確認し、他人が悪用できないようにするためです。これと同じように、ネットワーク上のセキュリティを必要とされるところでは、パスワードの入力を求められるのです。ネットワーク上で他人のパスワードを盗んで行われる犯罪の代表的なものにクラッキングがあります。クラッキングは悪意を持ってネットワークに不正に侵入し、ネットワークにつながっているコンピュータのデータを盗んだり破壊します。従って、ネットワークで使用するパスワードは厳重に管理しなければなりません。
【生徒向け】 これからのネットワーク社会ではパスワードの管理はかかせません。銀行のATMでの例を参考にしながら、自分のパスワード管理をどうしていくか、よく考えておきましょう。

1715-2
【教師向けコメント】 パスワードの管理方法と実際のパスワードの設定方法について学習できます。
【生徒向け】 他人のパスワードを利用してネットワークに入ることは犯罪です。パスワードの管理の甘さが周囲にまで大きな迷惑をかけてしまう場合もあります。

5102-1
【教師向けコメント】 チェーンレターがなぜいけないのか、ネットワーク利用者のマナーの観点から考えておく必要があります。
【生徒向け】 チェーンレターの被害に遭わないための工夫について考えてみましょう。

5102-2
【教師向けコメント】 チェーンレターを種類別に分け、実例をあげておくことが大切です。
【生徒向け】 チェーンレターにはどのようなタイプのものがあるのか分類してみましょう。

4 個人の責任

5103-1
【教師向けコメント】 知的所有権とは何か。知的所有権が定められた目的についてまとめておく必要があります。
【生徒向け】 知的所有権が侵害されたら、どんな不都合がおこるのか考えてみましょう。

5103-2
【教師向けコメント】 著作権について以下の観点からおさえておくと良いでしょう。
(1)知的所有権としての位置付け
(2)特許権と対比
【生徒向け】 著作権が侵された例を考えてみましょう。

5103-3
【教師向けコメント】 知的所有権の存在意義を学ばせるにあたり、その権利がどのような効力をもち、何を保護しているものなのかを考える必要があります。
【生徒向け】 他人の著作物を利用する際に必要な心がけを考えてみましょう。

5104-1
【教師向けコメント】 個人情報が流れることで、ダイレクトメールやいたずら電話といった迷惑好意を受けることになる危険性があります。こうした行為に至る原因を考えておく必要があります。
【生徒向け】 個人情報が流出しないようにするための心がけについて考えてみましょう。

5104-2
【教師向けコメント】 基本的人権の観点からプライバシーを守ることの大切さを考えておく必要があります。
【生徒向け】 個人情報は、なぜ保護しなければならないか考えて見ましょう。