彦坂さんのうっかり話

先日のこと。時刻は20時過ぎ。研究室での作業を終えて「そろそろ帰るかー」と思い、研究室をあとにする。研究室は5階にあるのでエレベーターで1階まで降りることにした。5階までやってきたエレベーターにさっと乗り込み、私は側面のパネルにある“5階”のボタンを押した。普段光るはずの階数ボタンのランプがつかない。「えっえっ」ドアが閉まりかけていたので急いで“開”ボタンを押した。「んんー？？？」ドアのすぐ横にあるパネルの5階”のボタンを押して確かめる。やっぱりランプがつかない。再びドアが閉まり始めてひたすらアタフタ。「別の階のボタンを押してみよう」“2階”のボタンを押したらランプがついた。当然だった。“5階”にいるのに“5階”のボタンを押してランプがついてどうする。いったいどこへ行くつもりなのか。“開”ボタン押した時点でそのボタン光ってるじゃないか。「自分相当疲れてるんだなー…」と思いつつ帰宅したというお話。